NPO法人扶桑国際友好医療協会
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設立趣旨

現在、日本全国で毎年約5万人の看護師等が不足しているといわれていますが、状況が改善されるめどは立っていません。
日本社会の高齢化および少子化は加速度的に進行しており、現在の医療・福祉の水準を維持向上を目指すにあたり、担い手である看護師等の人材不足は深刻な問題となっています。
 人材不足の要因の一つに、日本の医療福祉分野における国際人材流動性の低さをあげることができます。
日本だけでは、必要な人材を確保することができない以上、その担い手を海外にも求め、門戸を広げることが必要です。

 このような問題意識のもと、昨年以降地理的・文化的に近い中国を訪問し、現地の状況を視察、調査する機会を得ました。 その結果、医科大学や看護学校等の医療教育機関、看護師有資格者や看護学生ら当事者が、日本の国家資格を取得し、日本の医療施設で勤務することに積極的な考えを持っていることが判明し、日本と中国双方の関係者からその受入機関を設立する整備するよう要望がありました。
またこうした活動は単に日本の看護師不足の解消を目的とするものではなく、広く海外の人材に日本の進んだ看護技術を習得させ、ひいては国際交流を進める一環となります。

 そこで私たちは、日本の看護師の国家資格を取得し日本で看護師として就労することを希望する外国人を対象に、日本の国家資格取得支援事業、その学業を支援する奨学金制度の事業、医療福祉施設への就職支援事業並びに相談事業等を実施し、日本の保健、医療並びに福祉水準の向上と、その関係者ならびに従事者の国際交流および国際協力に寄与したいと思い組織を立ち上げることといたしました。

 外国人医療福祉従事者の人材育成は、特定団体に偏ることなく、広く公益性を有する公共性の高い事業であり、最終的な受益者は、広く一般市民に及びます。私たちは、このような事業を通して医療・福祉の基盤整備を行うにあたり、私たちの団体の責任の所在がより明確になる組織形態となり、同時に運営的にもより高い透明性をもって一般市民との関わりを広げつつ事業を発展させ運営を継続させるために、特定非営利活動法人の設立を申請することにしました。

 
平成19年9月
特定非営利活動法人扶桑国際友好医療協会
理事長  加藤 秀浩